新制作80周年記念展に添えて
新制作展は、今年2016年で創立80周年を迎えます。1936年に20代の若き画家達9名で、創立されました。 (猪熊弦一郎、伊勢正義、脇田和、中西利雄、内田巌、小磯良平、佐藤敬、三田康、鈴木誠)
この新制作の伝統を受け継ぎながら、私達は未来を目指して、新制作メンバー全員で、80周年の記念展を盛り上げてまいりたいと存じます。 現在、新制作協会は、絵画、彫刻、スペースデザインの三部で成り立っています。この三部が気持を一つにして、充実した空間を皆様にお見せ致します。 公募美術団体展は、我が国の美術界の特徴の一つでもあります。今回80回続いて来た新制作の節目には、緊張感と活気があります。 私達は、権威を持たない純粋で公平な自由を追求して来ました。 創立の精神を忘れず、現在の社会文化の形成をわきまえて、絵画、彫刻、スペースデザインの三部合同の展示を致しています。 三部それぞれの特徴や、内容は十分楽しめます。一人一人の個性の主張も見応えがあります。一緒に仕事をなさりたいと思う方は、是非応募して下さい。作品をお待ちしています。
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