「木の記憶」
W22×D20×H55cm
栗
「希望を見つめ」
W50×D30×H70cm
楠、銀杏 |
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<略歴> |
1963 |
埼玉県生まれ |
1987 |
第8回瀧富士美術賞 |
1990 |
多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了 |
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彫刻科勤務(副手~1992・助手~1999年) |
1992 |
第56回新制作展(’96、’97、’99、’00、’05) |
2001 |
イタリア政府奨学金留学生 |
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(国立アカデミア美術大学フィレンツェ校在学) |
2002 |
第2回国際彫刻シンポジウム |
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(伊、アブルッツォ州アリー) |
2007 |
第71回新制作展 |
2008 |
国際彫刻シンポジウム |
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(伊、アブルッツォ州アテッサ) |
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第72回新制作展/新作家賞 |
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<作者から>
私は、大学院を修了後も塑像を主に制作を続けて来ました、学生時代なぜ塑像を専攻したか最近木彫を始めて思い出しました、粘土で原型を作れなければ、思うように木を彫れないと思い塑像を専攻した事をです。彫刻を始めた当時木彫を作りたかった事をです。木を彫りながら20年以上忘れていたことを思い出しました。
去年、新作家賞を始めて出した木彫で頂く事が出来た事は、私にとって長いまわり道をしていた様にも思われます、まわり道を無駄にしないよう素材に捕らわれずに制作を続けたいと思います。
今回の受賞者展に出品する作品は、粘土で作った原型を木彫にしたものと、直接木から掘り出したものの2点です、多くの方に見ていただき感想などを伺えればうれしいです。
最後に応援してくださった皆様にこのような機会を頂いたことを感謝いたします。 |
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