「ある日の肖像 I」
W80×D30×H60cm 黒御影石
「ある日の肖像 II」
W15×D10×H15cm 黒御影石 |
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<略歴> |
1974 |
兵庫県生まれ |
1997 |
兵庫県生まれ |
1999 |
筑波大学大学院芸術研究科修了 |
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第63回新制作展 以後毎回 |
2000 |
関西新制作展/関西新作家賞 |
2004 |
関西新制作展/関西新制作賞 |
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兵庫県展/兵庫県芸術文化協会賞 |
2005 |
関西新制作展/奨励賞 |
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個展RELAY EXHIBTION1(あさご芸術の森美術館) |
2006 |
個展アトリエシリーズ2006(西脇市岡之山美術館) |
2007 |
関西新制作展/第60回記念賞 |
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第71回新制作展/新作家賞 |
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<作者から>
人というものは絶望にある時には希望を欲し、希望に満ちた時には絶望を予感してしまうものなのかもしれない。全体を俯瞰して、振幅の中に自身を固定し、位置づけようと試みるが、その地点では常に微弱なユレと、ざらりとした感触を伴っている。
ユレは当然距離を持ち、捻れ、諍い、軋んだりしながら往復運動を繰り返す。その振動が持つ距離はアルニラムとの距離であり、0から1までの距離であり、私の半径197センチメートルの距離である。その宇宙の中で私達はざらついた感触を手触りで確かめながら彫刻というものを考えているのかもしれない。 |
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