■飯田 昌史
いいだ まさし
<コメント>
新制作協会の会員推挙を戴き感無量です。先輩会員の方々のアドバイスのおかげです。本当にありがとうございました。「これから会員として恥ずかしくない作品ができるのか」と委縮し、2か月間ほど何も手につきませんでした。とにかく首を一つ作ろうと思い、岡山に住む93歳の恩師の写真を探し始めました。粗付けに取り掛かる時、若いときのあのわくわく感が蘇ってきました。彫刻はやっぱり面白い。このわくわく感があれば何とかなるかも、そう思えるようになりました。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
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「殻A」〈2023〉
■井上 直
いのうえ ただし
<コメント>
彫刻家になりたいと小学生の時に思いました。彫刻家とはどんなものかもわからず、ただ五月人形のようなものを作りたいと考えたわけです。あれから50年以上が経ち、やっと私は彫刻家ですと名乗れるようになりました。自信が湧きあふれています。彫刻家とは内面の思念を現出させ動かす人です。この動かすというところに面白みがあるのではないかと勝手に判断を下しました。
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「接点と穴」〈2023〉
■上田 さや子
うえだ さやこ
<コメント>
会員にご推挙頂き心より御礼申し上げます。毎回、新制作の作品群を目にし圧倒された自分がいました。その作品群には、素材が語りかけてくる力があり洗練された形から造形の可能性を感じました。ここに本物がある。と確信し私はそれを支えに作ってきたように思います。私はこれからも新しい表現を追求しながら、見た人の心にズシンと響く作品を作って行きたいです。よろしくご指導お願い致します。
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「星の声」〈2023〉
■小嶋 満明
こじま みつあき
<コメント>
初入選前後40年余は人体塑造に取り組んでいました。先輩よりこのままでは停滞感は否めず、何か着想転換の要ありと助言され、思い切って抽象表現を試みたところ賞を頂くようになりました。はたして会員としてその力量はわかりません。ただ、今は想い浮かべる全体像に則した土付けの過程で見えてくる部分的な形の具現化に夢中になれる快さを感じています。自分なりに今後また新しい何かを探求できたらと考えております。
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「「わ」を伴う形」〈2023〉
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