2023年度新会員の紹介(第86回新制作展より会員推挙)

カテゴリー: 第86回展の記録 オン 2024年2月22日

■絵画部 新会員作家の紹介

■木滑 美恵
 きなめり みえ


<コメント>
美術学生のある時、先輩が東京から抱えきれないほどの公募展の画集を持って見せてくれた。私は数ある中で新制作展が一番心惹かれた。まるで画集から新鮮な風が舞い上がってくるようだった。その時「いつか絶対新制作展に出そう!」そう心に決めていた。憧れとは甘いだけの響きでなく人を突き動かし続ける何かが有るのだと今回の報を受け喜びの中で実感できた。ひとえに辛抱強く会員の先生方が導いて下さったおかげです。共に出品する仲間の存在にも心から感謝致します。

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「罪をさし出す」〈2023〉

 


■塚崎 聖子
 つかざき せいこ


<コメント>

新制作展はずっと私の憧れでした。
初めて見た新制作展では居並ぶ大作に圧倒され、その場に座り込んでしまいました。
絵を描くことは一人孤独な作業ですが、新制作展で先生方から多くの刺激をいただいていること、また真剣に制作に取組む仲間に巡り合えたことは大きな喜びであり、感謝です。
今後さらに自分の内面をしっかり見つめ、自分の絵画を追求していきたいと思っています。

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「月の舟歌(マグノリア)」〈2023〉

 


■吉成 文男
 よしなり ふみお


<コメント>
「パラダイス」と称して、長年気ままに制作してまいりました。この度新会員にご推挙いただき、また少し気持ちを新たに励んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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「ね・ねね」〈2023〉

 


 

 ■彫刻部 新会員作家の紹介 
 

■飯田 昌史
 いいだ まさし


<コメント>
新制作協会の会員推挙を戴き感無量です。先輩会員の方々のアドバイスのおかげです。本当にありがとうございました。「これから会員として恥ずかしくない作品ができるのか」と委縮し、2か月間ほど何も手につきませんでした。とにかく首を一つ作ろうと思い、岡山に住む93歳の恩師の写真を探し始めました。粗付けに取り掛かる時、若いときのあのわくわく感が蘇ってきました。彫刻はやっぱり面白い。このわくわく感があれば何とかなるかも、そう思えるようになりました。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。

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「殻A」〈2023〉

 


■井上 直
 いのうえ ただし


<コメント>

彫刻家になりたいと小学生の時に思いました。彫刻家とはどんなものかもわからず、ただ五月人形のようなものを作りたいと考えたわけです。あれから50年以上が経ち、やっと私は彫刻家ですと名乗れるようになりました。自信が湧きあふれています。彫刻家とは内面の思念を現出させ動かす人です。この動かすというところに面白みがあるのではないかと勝手に判断を下しました。

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「接点と穴」〈2023〉

 


■上田 さや子
 うえだ さやこ


<コメント>

会員にご推挙頂き心より御礼申し上げます。毎回、新制作の作品群を目にし圧倒された自分がいました。その作品群には、素材が語りかけてくる力があり洗練された形から造形の可能性を感じました。ここに本物がある。と確信し私はそれを支えに作ってきたように思います。私はこれからも新しい表現を追求しながら、見た人の心にズシンと響く作品を作って行きたいです。よろしくご指導お願い致します。

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「星の声」〈2023〉

 


■小嶋 満明
 こじま みつあき

<コメント>
初入選前後40年余は人体塑造に取り組んでいました。先輩よりこのままでは停滞感は否めず、何か着想転換の要ありと助言され、思い切って抽象表現を試みたところ賞を頂くようになりました。はたして会員としてその力量はわかりません。ただ、今は想い浮かべる全体像に則した土付けの過程で見えてくる部分的な形の具現化に夢中になれる快さを感じています。自分なりに今後また新しい何かを探求できたらと考えております。

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「「わ」を伴う形」〈2023〉

 

■スペースデザイン部 新会員作家の紹介 
 

■雨森 浩子
 あめもり ひろこ


<コメント>

新制作展を初めて鑑賞したのは、高校生の頃、上野の東京都美術館での新制作展でした。スペースデザイン部は、様々なジャンルや素材の作品が出品されているため自身の繊維による造形や表現を見つめ直す場として挑戦してきました。
初心を忘れずにこれからも研鑽を重ね、作品を制作し続けていきたいと思います。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

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「結晶 Ⅺ」〈2023〉

 


■田村 純也
 たむら じゅんや


<コメント>

この度は会員とさせて頂き有り難うございます。
北海道で石彫家として活動していますが、SD部の作品に魅せられ、会員になることを目標としてきました。
自身の作品には必ず石を使用し、石で人や自然界の動きを意識し、全体的なカタチや色合いは、自然と造形の中間をイメージしています。
まだまだ作品も経験も浅く不安が大きいですが、より深みを目指して努力し続けます。よろしくお願い致します。

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「yaykar 〜変わるとき〜」〈2023〉

 


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