「呼吸する彫刻」退任記念 北郷 悟 展
■会期
2019年11月7日(木) - 11月17日(日)
■時間
午前10時 – 午後5時 (入館は閉館の30分前まで)
※ただし、11月7日(木)は午後7時閉館
会期中無休
■会場
東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
■観覧料 無料
■問い合わせ
ハローダイヤル 03-5777-8600
■主催
東京藝術大学美術学部
東京藝術大学大学美術館
■助成
東京藝術大学美術学部 杜の会
■協賛
大同生命保険株式会社
郵船クルーズ株式会社
学校法人光星学院
ギャラリーせいほう
北郷悟は一貫してテラコッタという技法を用いて、
「ひとのかたちのリアリズム」を追求、発表し続けてきました。
《生命の川》や《水の循環》シリーズに代表されるように、
常に「人間の本質」と「自然の摂理」がその彫刻表現の核となっています。
それらの要素は、水を含んだ粘土がテラコッタとして焼成されるプロセスや、
人間、自然の営みにおいて見られる、「呼吸」という一つの共通項で繋がり、
新たな具象彫刻の展開として結実しています。
本展では70年代の初期作から代表作、新作を含めた約30点を一挙に展示し、
その道程を展覧いたします。
またその一方で教育者として後進の育成に携わった成果を、
本学彫刻科塑造研究室出身の作家を中心とする15名が、
「内包された温度」展として企画し、
本展の空間にもう一つのテーマを持たせる新しい試みを行います。
出品会員:北郷 悟