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「風を聴く」
173×52×52cm
楠
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「海に聞く」
165×50×45cm
楠
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「森に聞く」
140×50×45cm
楠 |
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<略歴> |
1952 |
岐阜県生まれ |
1975 |
名古屋学院大学経済学部 卒業 |
2002 |
新制作展 初入選 |
2011 |
新制作展 新作家賞 |
2012 |
新制作展 新作家賞 |
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<作者から>
自分という存在の不思議さを問いかける時、宇宙というはかり知れないその広がりに気持ちがいきます。
宇宙誕生137億年という始まりに思いをめぐらす人間を含めた生命〔いのち=(あらゆるいきもの)〕がいる。
それは、星の一生の終わりが次の星を生むという、そのつながりによって、我々の存在があるという。
その不思議さに奇跡を思い、わくわくします。
星の一生も、人の一生も、時間のスケールが違うだけで同じ様に感じます。
それは生命(いのち)のつながりではないかと。
生きている事のすばらしさ、うれしさ、いとおしさ、はかなさ、そして死んでいく覚悟、それを受け入れ、味わうのが人生ならば、それを受け継ぎ渡していく大きな流れが〔いのち〕なのだと。
生きるとは、存在するとは、その流れの中にいる事だと思うのです。
そんな思いを、今、この時代を生きている自分という人間を通して、私なりのカタチで表現し、語りたいのです。 |
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